ケムウォッチは、化学品管理システム(Chemical Management System: CMS)のパイオニアです。最先端技術を搭載した当社のシステムは、化学品の在庫を簡単かつ効率的に管理するために役立ちます。1億5千万件以上のベンダーSDS(供給者から受領する側のSDS)をデータベースに登録し、危険有害性を有する物質とその安全性に関する、包括的な情報を提供しています。データベースは毎日更新され、最新のSDSとその情報をお届けできるよう、日々努力しております。
21世紀初頭から、国連主導で「化学品の分類および表示の世界的な調和(GHS)」の策定が進み、日本でも労働安全衛生法や化学物質管理関連法などにおいて、GHSに対応したSDSの提供義務が段階的に強化されました。GHSは欧州を含むさまざまな国や地域で採用されており、その様式は、見やすい16章構成となっています。
安全データシート(SDS)は、危険有害性を有する化学物質の特性や取扱方法などの情報をやり取りするために、必要不可欠な文書です。この文書が、企業や組織の化学品管理対策の要であり、多くの国ではその配布が法律で義務付けられています。
欧州連合では、REACH規則(化学品の登録・評価・認可および制限に関する規則)が、SDSの提供を義務付けています。米国では、労働安全衛生局(OSHA)が、危険情報伝達基準(HCS)に基づき、SDSの提供を義務付けています。日本では、労働安全法、化審法およびPRTR法で、SDSの提供が義務化されています。
SDS は、危険有害性を有する物質の種類やリスクに関する重要な情報を提供するための文書であり、職場の安全を確保する上で、必要不可欠です。日本では、労働安全衛生法のもとで、職場へのSDSの備え付けや従業員の教育が義務化されていると同時に、最新版のSDSを維持管理することも、法的要件となっています。
SDS には、化学品の情報、物理的および化学的特性、火災時の措置、有害性情報、取扱い及び保管上の注意、応急措置、漏出時の措置、廃棄場の注意などを記載しなければなりません。
SDSは定型文書であり、その書式と内容は、国内外の規制で定義されています。日本では、日本産業規格のJIS Z 7253で、16章構成のSDSの書式が指定されています。
SDSは、危険有害性を有する化学物質の使用者が、いつでもすぐに利用できるようにしておかなければなりません。多くの国では、SDSを現場に保管し、地震や事故などの緊急時に簡単にアクセスできるようにしておくことが、法律で義務付けられています。
SDSは16章構成で、化学物質の使用者が、リスクを回避するのに役立ちます。各章のタイトルは、以下のとおりです。
ケムウォッチがお届けするSDS管理ソリューションには、三種類のシステムが含まれています。このソリューションの陰の立役者が、当社独自のAI、安全データシート、SDS登録チームおよび化学者です。
AIとウェブスターとネッティーが連携し、SDSをネット上で発見し、更新の必要性などを追跡します。このような、化学メーカーやサプライヤから取得した、最新版のSDSをシステムに登録するのが、SDSの登録チームです。一方、当社の化学者は、毎月4,000件以上の配布用/モデルSDSを作成しています。
SDSから最大60種類のデータが抽出されるため、それらを利用したリスクアセスメントの実施や、表示用のラベル、標準操作手順(SOP)、毒性レポートおよび環境毒性レポートの出力が可能です。このような化学品管理システムは、お客様に長年ご利用いただいており、現在では化学品管理に必要不可欠なツールとなっています。
効率的で安全性重視のSDS管理をご希望の場合は、是非ケムウォッチをお選びください 。当社のユーザーフレンドリーなシステムから、有害な化学物質に関する正確かつ最新の情報をご利用いただけます。SDS管理サービスの詳細については、今すぐケムウォッチの日本支店までお問合せください。